中小企業経営力強化資金とは?
創業時に無担保無保証で、金利も安く融資を受けられる制度のこと。
日本政策金融公庫が実施しています。
中小企業経営力強化資金のメリットとは?
一番のメリットは無担保で融資を受けられることです。
また、保証人も無しでいいのです。
代表者本人の保証人にならなくてもいいですし、信用保証協会の保証も不要です。
金利もとっても安いですね。
国の政策によって頻繁にかわりますが、 1.81パーセントから 2.40パーセントとなっていますからおトクです。
金利は安いですが、税務申告2期未満の場合はさらに、金利が0.2パーセントから0.3パーセントほど下がります。
ちなみに、日本政策金融公庫以外の金融機関から融資を受ける場合の金利が気になりますよね。
大体3パーセントから4パーセントになります。
創業直後から利用できるのもメリットです。
無担保、無保証人で、創業してすぐ利用できる融資制度は2種類あって、この中小企業経営力強化資金と「新創業融資制度」があります。
中小企業経営力強化資金の場合は、創業支援貸付利率特例制度の適用が可能です。
さらに金利を下げることができるところが違います。
中小企業経営力強化資金を利用して融資を受ける流れは?
まずは認定支援機関の融資専門家と電話相談することです。
必要書類を作成して書類の準備をします。専門家が融資資料を日本政策金融公庫へ郵送します。
後日、面談があり30分から1時間半程度で、専門家が同席してくれる場合もあります。
日本政策金融公庫の担当者が現地調査をして、融資が決定されます。
必要書類が日本政策金融公庫から送られてきますから、書類に記載をして返信します。
内容に不備があると再提出になるので注意しましょう。
資料が到着したら3営業日後に着金します。
その後、返済開始します。
中小企業経営力強化資金は認定支援期間が間に入る事で利用できるようになります。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。